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2017年7月7日
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2017年7月5日
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2017年7月2日
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2017年7月2日
成東市、大正時代の建物、②
屋根瓦の下地の防水シート(ルーフィング)の代わりに、杉皮が張られ瓦桟には良く目の詰まった檜材でしっかり押えてありました。100年経っても昨日剥いできたようなまだ充分使えそうな杉皮でした。もっとも私の田舎(気仙沼)では、50年前までは杉皮葺きで石押え仕様でしたが、何十年と雨漏れもしないで持っていました。やはり国宝や重要文化財が多い京都の大工さんが造る家だとつくづく感心させられました。どうなんでしょう今の新建材が100年持つだろうかと心配になりました。 やはり誰が考えても無垢の国産材は良いのですが それを扱う職人(更地から家を建てる、土建屋)の数が激減しているのです。親方(指導員)も長い目で育てる余裕がないのです。そして森林業も大きく影響してくるのが建築業界なのです。今後なんとか、土建屋 がもっともっと増える事を祈ってやみません。